こんにちは、佐渡です。
本を読んだり、セミナーなんかに行くと
よく「成功者は決断が早い」なんて言われてません?
この言葉を読んだり聞いたりするたびに思うわけですよ
ホンマかいな?
って、
たしかに成功者と呼ばれる人たちの中には
瞬間的に決断を下すタイプの人がいるかもしれません。
それに、決断が早いほど実行に移すまでのスピードが
違いますから時間の無駄を減らしたりできて
何かといいような気がします。
でも、
みんながみんな決断が早いわけではないだろうと
思います。
「成功者は決断が早い」という言葉は売り込みに便利
例えば、セミナーなんかに参加すると
今受けているセミナーの上位セミナーの告知をされることがあります。
それはそれでいいんですが、
もはやこの言葉が煽り文句になってる感がすごくないですか?
「本セミナー中に申し込んでいただければ一万円引き!
この会場限りです!
今のあなたの決断が未来を創ります。
成功者は決断が早いものですよ!」
みたいな(笑)
ゴリゴリの煽り文句やんけ(#゚Д゚)
露骨に緊急性と希少性を押し出してきていますよね。
相手を焦らせて正常な思考判断を鈍くしてモノを買わせる、
よく聞く手法ですよね。
僕はされたことありませんが不動産屋さんでは常套手段みたいです。
いくら「成功者は決断が早い」と言われているからといっても
煽られるままにお金を払っていては
いつまでたっても成功者にはなれないと思います。
考えているようで思考停止状態みたいな感じですよね。
煽り、焦りに惑わされずに決断しよう
今の世の中、人の購買意欲を煽るための手法が
溢れています。
相手を焦らせてモノを売るという手法もそのひとつですね。
僕自身は手法そのものには何とも思わないのですが、
そういったやり方に対しての免疫というか抗体を持っておいた方が
いいのではないかと思います。
煽り文句を受ける場面が来たとして
心を毎回毎回揺さぶられていては
財布の中身も精神の方も減る一方です。
決断が早い方がいい場合もあるとは思いますが
売り手側の用意した煽り文句に惑わされることなく
物事を冷静に客観視する余裕も欲しいところです。
そういえば、ソフトバンクの社長である孫正義さんは
決断をギリギリまで伸ばすそうです。
(しっかり考えあげる、ということだそうですが)
かといって
いつまでたってもなんの決断もしないというのは
論外だと思いますけどね。
何事もバランスということでしょうか。
今回はこんなところです。