どうも、佐渡です。
前回の記事で「ユダヤの商法」という本について
お話しさせていただきました。
そこでもさらっと本の著者の藤田田さんについて
話したんですけど、
藤田田さん個人についてもフォーカスすることで
参考になる部分があります。
なので今回は人間「藤田田」についてお話ししていきます。
誰もが知っている藤田田が創業した会社
藤田田さんが創業した会社で最も有名なのが
「マクドナルド」ですね。

今でこそ誰もが知る超有名企業ですが、
当時は「日本でハンバーガーなんて流行らない」と
言われていました。
その当時はまだまだ、日本は米文化でした。
その中にあってパンがメインの食事なんて誰が食うものか
という状況だったそうです。
結果的には周囲の意見は外れて
マクドナルドは大成功を収めました。
もちろんその裏にはユダヤ流商売術がありましたが、、、
本当は”マクドナルド”という名前ではなかった
始めに日本でマクドナルドを開業する時
米国マクドナルド本社からは
「マクダーナルズ」か「マクダーヌルズ」という名前で
やるように要請がありました。
それが本来のマクドナルドの正しい発音だったからです。
ですが、藤田さんはそんな本部の反対を押し切って
日本人が言いやすい、覚えやすいように
「マクドナルド」という名前にしました。
確かに、「マクダーナルズ」って少し言いにくいですよね。
あまり日本人には馴染みのないニュアンスの言葉です。
もし藤田さんがこのような機転を利かせなければ
今のマクドナルドはなかったかもしれません。
しかも、藤田さんの創った「日本マクドナルド」の一号店は
世界最高の売り上げを記録しています。
ちなみによく藤田田さんと言えば
「マクドナルド」と言われますが、
「トイザらス」を日本にもってきたのも藤田さんです。
他にもマクドナルドを始める前から
「藤田商店」(輸入雑貨販売)という店を経営して
成功を収めていました。
銀座のユダヤ人と呼ばれていた
藤田田さんは大学在学中にGHQの通訳のアルバイトをしていました。
その時に出会ったのが、商売の神様と言われていたユダヤ人でした。
ユダヤ人と知り合った藤田田さんは
その後ユダヤ商人からいろいろな商法を学んでいきました。
そうやって商売の天才と呼ばれる民族の
商売ノウハウを吸収していきました。
そうやって自身の事業にユダヤの商法を
実践、導入していった結果、成功を重ねて
「銀座のユダヤ人」と呼ばれるようになりました。
藤田田と孫正義の関係
実はソフトバンクの創業者である孫正義さんは
学生時代に藤田田さんに会っていたそうです。
なんでも藤田田さんの著書に感動して
ぜひ話を聞きたいと思って会いに行ったそうです。
藤田田さんの著書 ⇒ 「ユダヤの商法」にはユダヤ人の商売の神髄が書かれていた
最初はもちろん会ってくれませんでした。
未来の大経営者ですが、
その当時の孫正義さんはいっかいの学生に過ぎないからです。
来る日も来る日もコンタクトをとり続けたそうです。
そして最終的にはマクドナルド本社の一番近くの電話ボックスから
会社に電話して、自分がすぐ近くにいる旨を伝えました。
そうしてやっと藤田さんに会うことができたのだそうです。
その時に孫さんは藤田さんにある質問をしました。
その内容は
「自分は今後商売をしていきたいと思っています。
もしあなたが僕のような状態からビジネスをするなら何をしますか?」
そう訊きました。
その質問に対して藤田さんはこう答えました。
「これからはコンピューターの時代だ。
もし僕が君の立場ならコンピューターのビジネスをするよ」
そう答えました。
それをもとに孫さんはソフトバンクを創り、
一大企業を創りあげました。
パン食なんて流行らないと言われていた状況から逆転したり、
将来発展してくるビジネスを見抜いたりと
藤田さんが持っていた経営者としての先見の明がわかる話ですね。
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今回はこんなところです。