どうも、佐渡です。
あなたは自分のビジネスの商品ラインナップに
フロントエンドとバックエンドを設計していますか。
もしなにも設計していないのだとしたら大きな取りこぼしをしているかもしれません。
それにたまにですが
「フロントエンド?バックエンド? なにそれ?」
といったことを実業をしている方から聞くこともあります。
なので、、、
今回はビジネスにおけるフロントエンドとバックエンドについて
話していこうかと思います。
そもそもフロントエンドって何?
フロントエンドとは「集客商品」のことです。
つまり集客するため、顧客獲得するための商品です。
フロントエンドの特徴としては低価格なことが挙げられます。
気軽にリスクなく見込み客の手に取ってもらえるように設計することが
ポイントですね。
通販とかだと初回無料とか、
送料だけ負担してもらい商品自体が無料、
定期的な配信サービスだとすれば初月は無料とか、
そういう風に相手の負担をできるだけ減らしてしまうということです。
フロントエンド商品の目的はあくまでも集客
つまり
顧客リストに入ってもらうことのみが目的です。
なので、ここで利益を狙わない方がいいです。
利益を出そうとして価格を釣り上げてしまい
お客さんに手に取ってもらえない方が悲惨です。
もちろん利益が出せて、集客もできれば最高ですけど
フロントエンドの目的は集客なのです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
それにお客さんからすれば初めて買い物をする会社からでは
なかなか大きな買い物はしにくいものです、、、
だからこそフロントエンド商品をまずは買ってもらい
お客さんからの信頼を勝ち取る必要があるのです。
「ここの会社の商品はいいな」と思ってもらうことが第一です。
まずはフロントエンド商品ということです。
「じゃあ、フロントエンドの販売じゃあいつまでたっても儲からないじゃん」
という声が聞こえてきそうですが
そこで出てくるのがバックエンドです。
バックエンドとは?
バックエンドとは「利益商品」のことです。
つまり利益を出すための商品です。
バックエンドではできるだけ高価格、高利率な商品がいいでしょう。
そこでメインターゲットとなるのが
先ほどフロントエンドで集客したお客さん(顧客リスト)です。
なぜならば、すでにフロントエンドを買ったお客さんとは
ある程度の信頼関係が築けているはずです。
一度フロント商品を購入してくれたお客さんが
しっかりとこちらの商品を使ってくれていて満足していた場合
心の中であなたに対して安心感が芽生えます。
この人(会社)はきちんと自分のためになるモノを提供してくれてるんだなと
信じてもらえるわけですね。
安心感を持ってもらうことに成功すれば、
今後何らかの商品を紹介した時に買ってもらえる可能性が高くなります。
なぜならお客さんが商品を買う時には必ず『比較』というプロセスを挟みます、
特に高額な商品ほどそうなります。
家とか、車を買う際にいろんなお店やホームページを見る人がいますが
それが商品を『比較』している状態です。
お客さんは商品の購入に失敗したくないのです。
冒険もしたくありません。
でもそこに信頼している販売者がいれば話は別です。
一度ちゃんとした商品を提供してくれている、信用している人がいれば
その人のもとに注意が向くのはなんとなく想像がつくのではないでしょうか。
さらに、フロントエンドを購入したということは
その業界の商品への関心がある可能性が非常に高く
買ってもらえる可能性が高いのです。
さらに、
競合が極端に少ないというメリットがあります。
地域に適当にまかれたチラシなどでは
ひとつのポストに何種類もの同業種のチラシが
入っていてどれがどれだかわからなくなってしまいます。
でも、、、
想像してみてください。
ある日あなたがメールボックスを開いたときに
5通の販促メールが届いています。
1通はあなたが以前フロントエンド商品を買った会社からのメール。
さて残りの4通は「あなたが以前フロントエンド商品を買った会社」と
同業者でしょうか?
おそらく同業者である可能性はかなり低いはずです。
つまり、メールボックス内においては
同業他社のメールがないので
そのバックエンド商品の独壇場というわけです。
顧客リストにバックエンド商品を売るのは
合理的で、購入率が高いやり方といえます。
顧客リストに対していかに次々にバックエンド商品を
提案していくかがどれだけ利益を出せるかのカギでしょう。
ここで注意点
フォローメッセージを忘れずに!!
フロント商品を購入してくれた人には
積極的なアプローチ(Eメール、ニュースレター)をしておくと
お客さんがこちらのことを忘れずにいてくれるので
さらにいろいろな商品を買ってくれる可能性は上がります。
ですが・・・
やはりいくらフロントエンド商品を購入したとはいえ
売り込みのメールばかりだとお客さんは離れていってしまいます。
正直送られてくるメールが毎回売込みだと
うっとうしいじゃないですか。
メールを開く気にもならないと思いますし、
配信解除をされる可能性もあります。
嫌がられてしまったら商品を買ってもらえません。
フロントエンド商品、バックエンド商品を買った人への
フォローも忘れずに行っていきましょう。
今回は、こんなところです。